How to

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①ラフ
いわゆる下書きです。
普通の鉛筆を使用します。
この時点では似せていません。
唇の感じが④と違います。
顔のパーツの位置をなんとなく決める感じです。
ここで完璧に描いてしまうと、後に線を消していくので損をしたような気持ちになるからです。



②③色入れ
簡易なイラストと違い、”ペン入れ”の作業を飛ばします。
消しゴムをかけながら水彩色鉛筆を使用し、ベースとなる肌色を全体に塗っていきます。
次に被写体の命ともいえる目を描きます。
特に眼球の部分には光が入るよう、丁寧に力強く描きます。
たまに紙の表面をえぐってしまうことがあるので、慎重に作業を進めます。
女性の場合はメイクも施します。
紙の質にもよりますが、チークは本物の粉を叩く方法を用いたりします。
これが楽しくなりすぎて、おてもやんになるといった失敗例がありました。
(実際のメイクも同様かと思いますが、最近はイガリメイクが流行していますね)
髪の毛のツヤと流れはシャープペンシルで表現します。
これがまた気の遠くなる作業で、小分けにして塗っていくのですが、髪の毛だけでも6つの色を使っています。
集中力が続かない時には休憩をとります。



④仕上げ
改めて①〜③を見直し、影になる部分のトーンをより濃い色を足して下げたり、ハイライトを入れます。
人間の骨格をきちんと意識します。
絵も物事も辻褄を合わせることがポイントです。
線の始点と終点が合わないとぐらぐらとした絵になってしまいます。
よって、人間の骨格を理解することは最も重要だと言えます。




散々、語りました。
私は美大や専門学校を出たわけではありません。
すみません。




独学です。


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悪しからず!!!